2024-03-05
築年数が古い物件のなかには、風呂なし物件が少なくはありません。
風呂なし物件には資産価値の低さや買主が見つからないなどの課題がありますが、はたして売却できないのでしょうか。
ここでは、風呂なし物件のメリットやデメリット、売却方法について解説しているので参考にしてください。
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物件に風呂が設置されていない場合、間取りが広く、水道代とガス代の節約になるメリットがあります。
生活の拠点の家に風呂が設置されていないと、不便さや衛生面でデメリットに感じますが、風呂が設置されていないからこそのメリットがあります。
風呂を設置するには、風呂釜と洗い場のスペース、脱衣所のためのスペースを確保しなければなりません。
風呂が設置されていない場合は上記のスペースが空くので、間取りが広くなります。
また、風呂が設置されている場合と比べると、その分の水道代やガス代が節約できます。
2019年の総務省の家計調査によると、1か月あたりの水道代とガス代は、単身世帯で約5,000円、2人以上世帯では約1万円です。
風呂にかかるコストが水道代とガス代の約60%を占めているとすると、単身世帯は約3,000円、2人以上世帯は約6,000円の節約になります。
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物件に風呂が設置されていない場合のデメリットは、銭湯に行かなければならず、利用料がかかる点です。
入浴のたびに外出しなければならないので、とくに冬場は寒く、億劫に感じる方もいるでしょう。
風呂が設置されていないことからガス設備がない可能性もあります。
もしなかった場合、料理はカセットコンロなどでしなければなりません。
洗い物をするにもお湯も出ないので、不便に感じる方もいるでしょう。
また、風呂なし物件は資産価値が低いため、買主が見つからずに売れ残ったり、相場価格より値引きしないと売れない恐れがあります。
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ここでは、そのまま売却する方法と価値を高めてから売却する方法について解説します。
前者の場合は、風呂なし物件のメリットを強調しましょう。
銭湯が近くにあることもしっかりアピールします。
メリットを多く挙げれば、購入希望者の不安が解消され、購入に踏み切りやすくなるかもしれません。
後者の場合は、風呂なし物件より更地のほうがニーズが高いので、物件が劣化している場合は、解体して更地にし、価値を高めてから売却する方法もあります。
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風呂なし物件でも売却は可能です。
風呂が設置されていない分、間取りが広く、水道代とガス代が節約できる反面、銭湯の利用料がかかり、ガス設備がなかったり、資産価値が低かったりします。
メリットを強調してそのまま売却したり、更地にして価値を高めてから売却する方法がありますので、参考にしてみてください。
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