2023-06-27
物件の売れやすさにはさまざまな条件があり、マンションの場合は階層もその1つです。
一般的には低層階ほど売却が難しいといわれていますが、低層階だからといってデメリットばかりではありません。
今回は、マンションの1階にある物件の売却が難しい理由や1階のメリット、売却のコツについてご紹介します。
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マンションの1階にある物件が売れにくい理由の1つは、低層階特有の日当たりの悪さです。
高層階であれば日中の日当たりを確保できるものの、低層階の場合は周辺の建物に阻まれて、あまり日光が届きません。
また、高層階と比べてセキュリティ面の不安が強く、不審者に侵入されやすいリスクを抱えています。
外から屋内が見えやすい位置でもあるため、プライバシーの観点からも1階は歓迎されないのです。
さらに、大雨が降った場合などの浸水リスクもあるため、安全面からも避けられる傾向にあります。
とくに、川の周辺や低地にあるマンションほど、1階は売却しにくいです。
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マンションの1階が持つメリットは、自分の生活音が階下に住む方への騒音になる心配をしなくても良いことです。
とくに小さなお子さまがいる家庭の場合、足音が気になるという場合が多いでしょう。
1階の物件であれば、多少走り回っても気にせずに生活できます。
また、外に出るまでの移動距離が短いため、通学や通勤をスムーズにおこなえるほか、買い物などで重い荷物を持って長距離移動する必要もありません。
2階以上の物件にはない専用庭がついている場合もあり、マンションの規約の範囲内でガーデニングや家庭菜園を楽しめる可能性もあります。
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マンションの1階にある物件を売却するためには、ターゲットを絞り込むのがコツです。
1階の物件はほかの階にはないメリットも多いため、そのメリットが刺さる層を選んで売り込むと売却しやすくなります。
また、売り出し価格を決める際は、同じマンションの上層階にある物件の価格を調べ、なるべくそれより安価に設定したほうが良いです。
一般的には、マンションの上層階よりも低層階のほうが売却価格が低くなるため、高過ぎる価格設定では売れない可能性があります。
購入希望者による内見の際は、1階にしかないメリットを丁寧に紹介できるように準備しておくと良いでしょう。
マンションの1階は、日当たりやセキュリティ面など、低層階特有の理由で売れにくい傾向にあります。
しかし、1階にしかないメリットもあるため、そこを上手く宣伝できれば売却できる可能性は高いです。
マンションの1階にある物件を売却するため、ターゲットを絞って売り出しましょう。
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