水回りのリフォームは不動産売却前に必要?タイミングや注意点をご紹介

水回りのリフォームは不動産売却前に必要?タイミングや注意点をご紹介

この記事のハイライト
●不動産売却前に水回りのリフォームをおこなう必要はほとんどない
●中古住宅でも最新の設備を設置することは可能
●水回りのリフォームには注意点がある

「不動産売却前に、水回りのリフォームは必要か」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不動産を少しでも高く売却するためには、室内を綺麗に保つことは大切なことです。
とくに、キッチンやトイレ、浴室などの水回りは汚れが溜まりやすいため、内覧をおこなう買主に対する印象を大きく変えてしまう場所です。
今回は、水回りのリフォームについてご紹介します。
東京都足立区で水回りのリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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不動産売却前に水回りのリフォームはしておくべき?

不動産売却前に水回りのリフォームはしておくべき?

結論から申し上げますと、不動産売却前に水回りのリフォームをおこなう必要はありません。
新築住宅ではなく、中古住宅を検討する方は、室内を自分の好きなようにリフォームすることを前提としています。
そのため、室内の綺麗さよりも、価格や立地、築年数を重視する傾向があります。
しかし、水回りの状態が以下のような場合は、不動産売却前にリフォームを検討してみても良いでしょう。

  • 壁紙やフローリングの状態があまりにも悪い
  • サビやカビの汚れが付着している

壁紙やフローリングの状態があまりにも悪い

ペットや子どもが原因で、水回りの壁紙やフローリングの状態があまりにも悪い場合は、不動産売却前にリフォームを検討してみても良いでしょう。
多少の傷やはがれは問題ありませんが、あまりにもひどい場合は、買主に不信感を与える可能性があります。
壁紙のリフォーム費用は、張り替える面積や材質によって異なりますが、1㎡あたり1,000円から1,500円程度です
キッチンで4~7万円、トイレ・洗面所で3~6万円ほどの費用でしょう。
フローリングの張り替え費用の相場は、一般的なキッチンの床の張り替えで7~10万円程度です。
水回りの壁紙やフローリングのリフォームは手頃な価格でおこなえることにくわえて、買主に対する印象をよくすることもできます。
「水回りの状態が悪く、売れるか心配」と不安があれば、壁紙やフローリングの張り替え程度のリフォームを検討しても良いかもしれません。

サビやカビの汚れが付着している

長年付着しているサビやカビの汚れはなかなか落ちません。
また、これらの汚れは室内のにおいの原因となります。
サビやカビの汚れやにおいが気になる場合は、水回りのクリーニングをご検討ください。
水回りのクリーニングの相場は以下のとおりです。

  • キッチン:3万円前後
  • 浴室:1万5千円前後
  • トイレ:8千円前後
  • 洗面所:1万円

すべての水回りのクリーニングをおこなったとしても、5万円前後です。
汚れやにおいは買主の印象を悪くする原因の1つですので、クリーニングをおこなえば、買主に与える印象はずいぶんと良くなるでしょう。

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物件購入後の水回りのリフォームのポイントや新築住宅との違い

物件購入後の水回りのリフォームのポイントや新築住宅との違い

新築住宅と中古住宅の違いは、建物の古さだけではありません。
新築住宅では、キッチンやトイレなどの水回りの設備が最新のものである一方で、中古住宅の水回りの設備は、最新ではないことがほとんどです。
また、最新の設備は、機能性だけでなくデザインも進化しています。

新築住宅と中古住宅のキッチンの違いについて

キッチンの形状は以下のようなものが主流です。

  • I型キッチン:シンクとコンロが壁に向かって横並びになっている
  • L型キッチン:シンクとコンロがL型に配置されている
  • アイランドキッチン:キッチンが壁などから独立している
  • 対面型キッチン:シンクやコンロがリビングやダイニングに向かって配置されている

昔はI型キッチンやL型キッチンが主流でしたが、現在の新築住宅では、アイランドキッチンや対面型キッチンが積極的に採用されています。

新築住宅と中古住宅のトイレの違い

中古住宅のトイレは、便器の上に手洗い付きタンクがついている形が多いです。
一方、新築住宅のトイレは、タンクレスや、手洗い場が独立して配置されているものなど、見た目にこだわりのある形をしたものが増えています。
また、便座に近づくと自動で蓋が開閉される機能が搭載されているトイレも、一般的になっています。

新築住宅と中古住宅の浴室の違い

新築住宅の浴室は、段差が少ない、すべりにくい床材を使用している、保温性があがっているなど、安全性が向上しています。
また、浴室乾燥機やミストサウナ、テレビが設置されているものも多く、安全性だけでなく快適性も格段に向上しています。

水回りのリフォームのタイミングについて

水回りの設備はおおむね10~20年で劣化するといわれています。

  • 耐用年数が10年程度:温水洗浄便座、食洗機、浴室乾燥機、コンロ
  • 耐用年数が15年程度:給湯器、トイレ本体
  • 耐用年数が20年程度:シンク、洗面台、浴室

物件購入後、水回りのリフォームをおこなえば、中古物件でも最新の設備を導入することは可能です。
水回りのリフォームは、すべての場所をまとめておこなえば、リフォーム代が安くなる傾向があります。
上記の年数を目安としながら、効率的なリフォームを検討してみてください。

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水回りのリフォームをおこなう際に気をつけなければいけない注意点

水回りのリフォームをおこなう際に気をつけなければいけない注意点

水回りのリフォームは、最新の設備にすべて交換すれば良いわけではありません。
たとえば、使い勝手が悪ければ、最新の設備も宝の持ち腐れとなってしまいます。
水回りのリフォームの注意点はこちらでご紹介します。

キッチンのリフォームの注意点

キッチンのリフォームをおこなう際の注意点は、排水溝や排気口の位置です。
たとえば、排気口や排水溝が壁側に設置されていれば、換気扇や排水管の設置位置が限られてしまい、アイランドキッチンにできない場合があります。
また、マンションなどの集合住宅では、管理規約により工事ができない場合もあります。
設備の位置やルールを確認し、リフォームできるかどうかの確認をおこなうようにしましょう。

トイレのリフォームの注意点

トイレのスペースは、他の水回りにくらべて狭くなっています。
そのため、大きめの便座や収納、手すりなど設備をつけすぎるとさらに狭くなってしまうでしょう。
設備が邪魔になって、掃除をおこなうのも大変です。
トイレをリフォームする際は、スペースを考慮し、適切なサイズの設備を適切な位置に設置することを心がけましょう。

浴室のリフォームの注意点

浴室は、日頃の疲れを癒す場所です。
そのため、ジェットバスやミストサウナ、テレビなどさまざまな癒しを与えてくれる設備をつけることができます。
しかし、これらの設備は掃除やメンテナンスが必要となりますので、維持管理の費用がかかります。
また、せっかくお金をかけたのに、ほとんど利用しないということもあります。
浴室のリフォームで設備を新設する場合は、本当に使うのかということも考えながら、慎重に選ぶようにしましょう。

見えない部分にも注意が必要

水回りのリフォームは、見えない部分にも気を付けなければいけません。
たとえば、築年数の古い住宅の場合、給排水管が劣化してしまっていることがあります。
この場合、給排水管の修繕が必要になりますので、設備を入れ替える以上に費用がかかってしまいます。
また、電気の配線やガスの配管状況により、そのままの状態ではリフォームができず、新たに配管の調整をおこなわなければいけない場合もあります。
見える部分だけでなく、見えない部分にも注意し、リフォームをおこなうようにしましょう。

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まとめ

今回は、水回りのリフォームについてご紹介しました。
水回りのリフォームをすべておこなうと、数百万円の費用がかかりますので、不動産売却前のリフォームは必要最低限にすると良いでしょう。
一方、物件購入後にリフォームをおこなう場合は、給排水管や排気口の位置や、電気配線やガス配管の状況にご注意ください。
状況によっては、リフォームができないということもあります。
「どの部分をリフォームすれば良いかわからない」「キッチンを取り替えることができるのか心配」などリフォームに関するお悩みがあれば、不動産会社に相談しながら決めていくと良いでしょう。
株式会社ホームプラザでは、東京都足立区を中心に不動産売却のご相談を承っております。
水回りを含むリフォームに関する相談もお待ちしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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