2024-08-27
今後、相続をおこなう予定がある場合には、相続財産調査を一度確認しておきたいところです。
この点を押さえていないと、相続の手続きに支障が出たり、思わぬトラブルにつながったりするため注意しましょう。
そこで今回は、相続財産調査の概要や重要な理由、自分でおこなう方法、専門家への依頼をした方が良い理由を解説します。
\お気軽にご相談ください!/
相続財産調査とは、故人の財産をすべて調べ、遺産となる財産額を確定させる手続きを指します。
方法は、自分でおこなうか、専門家に依頼するかのどちらかです。
いずれにしても、身内が亡くなったら速やかに調査へと取りかかり、遺産の総額を確定することが重要です。
理由は、相続人同士で遺産分割をおこなうにも、対象の財産や金額が不明では話し合いを進められない点にあります。
また、遺産には借金も含まれるため、多額のローンが残っている場合は、相続放棄のほうが良い場合もあります。
しかし、遺産の総額が不明では、相続放棄の判断も適切に下せません。
▼この記事も読まれています
相続不動産における共有名義とは?共有持分でできることとよくあるトラブル
\お気軽にご相談ください!/
故人の財産を自分で調べる場合、まず預貯金を把握するため、キャッシュカードや通帳などを探します。
利用していた金融機関を特定できたら、死亡時の通帳や、金融機関が発行する残高証明書などから、預貯金額が確認可能です。
借金に関しては、借り入れやローンの契約書、返済の記録である信用情報などが主な手掛かりとなります。
借り入れ先の金融機関を特定できたら、具体的な残債額を調べるため、ローンの残高証明書の発行を依頼しましょう。
故人が所有していた不動産は、固定資産税の納税通知書や登記済権利証などから調べられます。
▼この記事も読まれています
不動産の親族間売買とは?価格設定に気を付けよう
\お気軽にご相談ください!/
故人の財産は自分でも調べられますが、調査は専門家に依頼するほうがおすすめです。
理由は、調査対象者が身内とはいえ、一般の方が他人の財産をもれなく調べるのは難しい点にあります。
故人の財産を把握できていない場合は、見落としなどを防ぐため、専門家に依頼したほうが安全です。
また、調査にはもとから時間と手間がかかるうえ、金融機関や法務局とのやりとりは、平日の昼間にしかできません。
以後の相続手続きを考えると、遺産の総額は2か月以内に把握したいところであり、スピードの面でも専門家への依頼がおすすめです。
▼この記事も読まれています
不動産の相続登記が義務化されることについてご紹介
相続財産調査とは、遺産が合計いくらあるのかを調べる手続きで、これが終わらないと以後の手続きが滞るため、重要性は高めです。
自分で遺産を調べるとき、預貯金額では通帳やキャッシュカード、借金では借り入れやローンの契約書などが手掛かりとなります。
しかし、一般の方が他人の財産をもれなく調べるのは難しいため、専門家に調査を依頼するほうがおすすめです。
足立区での不動産売却・買取は株式会社ホームプラザ 足立支店がサポートいたします。
弊社のホームページより、不動産査定依頼を受け付けておりますので、ご検討中の方はぜひご利用ください。