2024-09-10
不動産売却は買い手がいてはじめて成立する取引であり、物件の資産価値や特徴によって売れやすさが異なります。
売れにくい不動産を売却する際は売却期間が長期化したり値下げを余儀なくされたりする可能性があるので、早い段階で対策を考えておくことが重要です。
今回は売れにくい不動産の特徴として、再建築不可の物件、テラスハウス、賃貸併用物件の3つについて解説します。
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再建築不可物件とは、一度建物を取り壊してからの再建築や、大規模な増改築ができない物件のことです。
再建築不可物件には、主に接道義務を満たしていない物件が該当します。
建築基準法で認められた幅4m以上の道路に2m以上接していない物件は、そのままでは再建築ができません。
再建築不可物件は使用用途が限られてしまうため需要が少なく、売り出してもなかなか買い手は見つからないでしょう。
再建築不可物件をスムーズに売却するための対策は、道路のセットバックをおこない再建築を可能にする、隣地を買い取って道路に接する幅を増やすといったものが挙げられます。
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テラスハウスとは、2戸以上の住宅が壁を接している連棟式低層住宅のことです。
敷地の権利は各住戸ごとに単独所有しており、建物についてもそれぞれ所有権を保持しています。
ただし、テラスハウスは連棟式の構造上、単独では大規模なリフォームや建て替えができません。
また、窓が少ない、各戸を支える構造が十分に頑丈でないといった理由で担保価値が低く見積もられるため、購入の際に住宅ローン審査を通過できないケースも多く見られます。
テスラハウスをスムーズに売却するためには、隣家に買取を打診する、不動産会社に買取を以来するといった対策が有効です。
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賃貸併用住宅とは、1つの建物内に所有者の自宅部分と賃貸住宅が共存しているタイプの住宅です。
完全分離型二世帯住宅の1世帯分をほかの親族が利用するのではなく、他人に貸し出している形式を思い浮かべるとイメージしやすいでしょう。
賃貸併用住宅は一戸建て住宅として使用するために大規模なリフォームが必要であり、マーケット自体も規模が大きくないことから、売れにくい不動産とみなされています。
賃貸併用住宅をスムーズに売却するためには、競合物件リストを作成する、インスペクションを実施する、リフォームや修繕の履歴をまとめておくといった対策が有効です。
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今回は、売れにくい不動産の特徴として再建築不可の物件、テラスハウス、賃貸併用住宅の3つをピックアップしました。
これらの不動産は需要の低さや住宅ローンの組みづらさなどの理由で買い手が見つかりづらく、スムーズに売却するためには何らかの対策が必要な場合もあります。
隣人への買取の打診や不動産会社による買取といった方針も視野に入れ、それぞれの不動産に合った売却方法を検討すると良いでしょう。
足立区での不動産売却・買取は株式会社ホームプラザ 足立支店がサポートいたします。
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