2025-03-04
長屋式住宅の売却を検討している方は「長屋式住宅は売却しにくい」と聞き、不安を感じていませんか?
そのような方は、少しでも良い条件で長屋式住宅を売却する方法を知っておくと、納得いく内容でスムーズに売却できます。
そこで今回は、長屋式住宅とは何かといった基本情報から、長屋式住宅が売却しにくいと言われる理由、少しでも良い条件で売却する方法まで解説します。
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長屋式住宅とは、独立した住宅が壁を接した状態で横に連なっている住宅を指します。
近年では長屋式住宅をタウンハウスやテラスハウスなどの横文字で呼ぶ場合もありますが、原則、長屋式住宅は築年数の古い物件が多いです。
長屋式住宅はマンションやアパートと同じ共同住宅ですが、長屋式住宅にはエントランスや共有の階段・廊下などがない点が大きな違いといえます。
そのため、外から室内に入る場合は、おのおのが所有する玄関から直接入室できる点が特徴です。
マンションやアパートは、敷地と道路が4m以上接している必要がありますが、長屋式住宅なら2m以上で十分なため、狭い土地でも建てやすい点が特徴です。
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長屋式住宅は基本的に築年数が古く、接道義務を満たしていない物件が多いため、再建築ができないケースが多いです。
再建築ができない物件は買い手がつきにくいため、資産価値が低いと見なされてしまいます。
不動産を購入する場合、多くの買主は金融機関で住宅ローンを契約しますが、資産価値の低い物件は担保に不向きなため、長屋式住宅は住宅ローンの審査が通りにくいです。
そのため、長屋式住宅を購入する場合は、現金一括、または金融機関以外の場所で融資を組む必要があります。
以上の点から、長屋式住宅は買い手にデメリットが多いので、一般的な住宅より売却しにくいと言われています。
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長屋式住宅は隣家と壁が接している点がデメリットであるため、隣接する部屋も含めて全体を一括で買取り、長屋式住宅全体のオーナーになってからまとめて売却する方法がおすすめです。
長屋式住宅のオーナーになれば、更地にして売却したり、民泊物件や店舗付き物件で貸し出すなど、選択肢が増えます。
また、全体の買取りが難しい場合は、所有している部屋をリノベーションして売却する方法もおすすめです。
リノベーションをすれば、古い室内も今風のおしゃれな雰囲気に造り替えられるので、買い手がつきやすくなります。
ただし、長屋式住宅は隣家と壁を接しているため、独断でリフォームを実施することができないケースが多い点に注意しましょう。
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長屋式住宅は、隣家と壁を接した状態で横に連なっている共同住宅です。
長屋式住宅は資産価値が低く、住宅ローンも通りにくい理由から、一般的な住宅より売却しにくいと言われています。
ただし、長屋式住宅を全室買い取ったり、住んでいる部屋を売却前にリノベーションしたりすると良い条件で売れやすいので、検討してみましょう。
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